私は、今の職業に就いて20年以上経ちますが、勉強を継続し新たしいことや今までの知識の確認したりしています。ときに自分のちから試しとして試験を受けることも。継続して勉強していないとすぐ忘れてしまうのです。どうしたら効果的に学び、記憶に知識を留めておけるのかと悩んでいました。そんな時、このアウトプット大全という本に出会いました。私が心に残った3つを取り上げていきたいと思います。
このアウトプット大全は樺沢紫苑先生が書かれた書籍です。インプット大全もありますが、なぜかアウトプット大全から購入し読みました。この本にはインプットは脳内世界が変化、アウトプットで現実世界を変えることができると書かれていました。「話す」「書く」「行動する」がアウトプット。インプットは「読む」「聞く」になります。インプットとアウトプットの黄金比は3:7これが最も効率的な割合。教科書をじっくり読むより、問題をどんどん解くほうがいいのです。インプットするよりもアウトプットしたほうが記憶に残るという事は、私の中では新しい発見でした。書いたり、話たりすることはもちろん一番効果的なアウトプットは「人に教えること」とと書かれています。確かに昔、人に教える側になり、必死になって勉強し勉強会をしましたが、その時の内容や知識は忘れずに覚えています。自分の経験でも証明されているなと思いました。人に教えることは自分にとって最大のプラスになる、聞いている側もインプットになるんだと。
この本には、セミナーの効果的な受講の仕方も書かれています。これから始まるセミナーで「自分が何をいちばん学びたいか?」を自分に質問することで、その内容に注意が向くようになる。脳には「選択的注意」というものがあり、脳のGoogle検索のようなもので、事前に単語登録しておくと、周囲の膨大な情報の中から「選択的注意」によって、その言葉を選択的に拾い出すことができるそうです。この選択的注意を発動させるための事前単語登録が、「質問」するということになります。自分に質問し、それを書き留めることで選択的注意が働き、脳は、その答えを必死に探すようになり、結果、自分が学びたいことがしっかり吸収され、記憶に残りやすくなる。私はある程度の目的をもってセミナーを受講していましたが、自分がこのセミナーから何を学びたいのか自分に質問し受講するようにしました。席も一番前の席を選び座ります。
3つ目は、ワクワクするほうを5秒で選ぶ。に私は心がときめきました。決断は5秒でしなさいといわれても、多くの人は迷うでしょう。判断に迷った時、2つの判断基準で決断する「ワクワクするほうを選ぶ」こと。ワクワクするというのは、潜在意識が望んでいるということ。ワクワクするときはドーパミンが出ていて脳のパファーマンスがアップするので、成功する確立がた高い。2つ目の条件は、迷ったら「最初に思いついたほうを優先する」。最初に思いついたアイデアが、あなたの直感であり本能に根ざしている。心の声。ワクワクする直感に根ざして行動し、ワクワクする人生を生きる。心ときめく選択をするって大切なんだと思いました。今までの自分の選択ってどうだったのかなと自分を振り返る機会になりました。
私はこのアウトプット大全を読んで、沢山の学びを得ました。もっともっと書きたいです。今、勉強会をする機会が与えられています。最大のアウトプットだと思い取り組んでいます。ここでの学びは脳に刻まれていくでしょうと思っています。これは忘れたくないと思った事は書いたり、話したりしてアウトプットするようにしています。セミナーでも何を学びたいかを質問し受講していますし、自分が開催する勉強会でも参加する人たちに何を学びたいか自分に質問し参加してもらうようにしています。学びの効率が上がったように感じています。なにかをしようと思った時や悩んだ時は自分の直感を信じて決めています。心がワクワクする方を選ぶを大切に生きています。それだけでも心がワクワクしますしときめきます。楽しいと思えます。この本に出会ってから、自分の学びの姿勢が変わりました。勉強は楽しいし好きでしたがもっともっと好きになりました。他にも色々なアウトプットの方法が書かれていて楽しい本です。私の人生の激推しの一冊です。是非、みなさんも機会があれば読んで観てください。
本は私の人生や世界を変える